コロナ禍から３年が経ちました。この間、運動や外出を自粛したり、健康診断や受診を控えたりはありませんか。生活習慣病を見過ごしていると脳梗塞や心筋梗塞などにかかりやすくなります。コロナのような感染症の重症化リスクも高まります。季節は春、3月。新年度を前に食事や運動の習慣を見直すとともに、健康診断をしっかり受けて安心のスタートにつなげませんか。

なぜ健診が大切なの？

長野県広報紙の最新号は「健診は安心だ」と銘打ち、「年に1度は健康診断を受けましょう」と呼び掛けています。なぜなら、自分では気づかない症状や忍び寄る病状を見つけるきっかけになるからです。40～74歳までの医療保険加入者は、メタボリックシンドロームに注目した「特定健診」の対象です。それ以外の方も各種健診を通じて、ご自身の身体の状態を確認しましょう。

協会けんぽ　自己負担を軽減

「協会けんぽ」は4月から、生活習慣病予防健診等の自己負担を軽減します。35歳～74歳が対象の一般健診では、従来の最高7169円から、最高5282円に軽減されます。当院も協会けんぽの生活習慣病予防健診の実施機関です。問い合わせは電話0265-22-0532へ。