2023/01/07
内視鏡設備の特長
今回は2022年に導入した内視鏡設備の特長を紹介いたします。
当院の設備はオリンパス社製の「EVIS X1」シリーズ。中でも特筆すべきはTXI・RDI・EDOFといった技術です。なぜなら、スクリーニング、診断、処置の各ステップで、質を高めてくれるからです。
当院では、こうした最新の技術も活かし、より精密な検査を実施していきます。ぜひこの機会に検査を受けませんか。問い合わせは菅沼病院(電話0265-22-0532)へ。
TXI:「Texture and Color Enhancement Imaging」の略です。これは粘膜表面の「構造」「色調」「明るさ」を最適化する技術です。そのため、より病変が見つけやすくなります。
RDI:「Red Dichromatic Imaging」の略です。これは画像強調観察技術を表し、粘膜などの深い部分にある血管や出血部分を見やすくするものです。内視鏡治療時の出血リスクの低下や治療時間の短縮を目的としています。
EDOF:「Extended Depth of Field」の略です。これはリアルタイムに焦点範囲の広い内視鏡画像を得るための技術です。近距離と遠距離の焦点が合った2つの画像を同時に取り出して合成させます。